「エンジョイホーム」を手がける(株)東海住宅様に初めて伺ったのは、2009年の2月ごろでした。茨城県はビルダー、工務店、メーカーの営業所ととにかく住宅の激戦区。住宅会社を手がけることが多い当社ですが、特に住宅は「お客様から選ばれる理由」が1パーセントの曇りもなく、明確に表現されていないと問い合わせや見学会への来場などの反応は見込めません。
私がこれまで手がけた住宅会社の事例でも、サイトのコンセプトを決めるためのヒアリングには「ここまで時間をかけるんですか?」と言われるぐらい時間をかけてお客様から話を伺いました。私の経験上、ここで手を抜くと、「単にページがあるだけ」、「単にキレイなだけ」、「単にまとまっているだけ」のホームページが出来上がり、反応の取れないサイトになるのは明らかだからです。
今回、「エンジョイホーム」の経営者、担当者がホームページ制作会社として私を選んで頂いたのは、おそらく「本気で反応を取るための基本コンセプトに的確なアプローチをしてくれる」という期待感があったからだと思います。私としては、坦々といつもの仕事通りにその期待に応えるだけです。
数回にわたるヒアリングとコンセプトメイキングの末に出来上がった基本企画は、同社の最大のウリである「設計デザイナが初回面談から同席してお客様の前で絵を描く」というその一点。仕様面、デザイン面については、施工実績やお客様の声でフォローできるとしても、そこで差別化するのは当たり前すぎると考えました。
「設計デザイナが初回面談から同席してお客様の前で絵を描く」という同業他社との明確な差別点をホームページ上でどのようなコンテンツで具現化するか。それを設計デザイナー4人へのインタビューと、波乱万丈のドラマが存在した施主さん5組への取材で描くことにしたのです。
外注ではなく、社内に設計デザイナーが4人もいるからできる「初回面談から同席してお客様の前で絵を描く」という徹底したサービス。何度でも絵を描き直すことができることで施主さんへの満足度の提供は計り知れないものがあります。そこを表現することは、反応をとるホームページ制作のためには必要不可欠な大切な要素です。
豊富な実績についても主要21件の実績を各1ページで掲載。また一般のお客様の声インタビューも8件にわたり更新。お客様インタビュー合計13件には必ず担当者が取材に同席し、ビデオカメラを回しました。その映像がサイトにも掲載されることから、情報の信憑性を確かなものへと仕上げることが出来ました。
サイトリニューアル後の反応も上々と聞いています。すべてはサイト制作の初期のコンセプトメイキングにおいて、同社の独自のウリ(USP)の分析を徹底した行った結果の「成功」といえるでしょう。